【AN】アテヌス復讐記 感想など

「約束されざる地」はどうしたのかって? いえちゃんと読んだしナスティも引きましたが前提イベントを全く読めてないので……気がついたらこんなに時間が経っているとは思うまい。

ストーリーについて

初めてのミノス・サルゴンイベントです。楽しみ~!って読んだらめちゃくちゃ戦後の話と英雄の話で、クサントス周りで泣いていました。

侵略国であるサルゴンと、侵略されていたミノスが平和的関係を結べるように文化財を交換しましょう、そのためにサルゴンから使者を出しましょう――というのが話の導入。

最初っから野心満々のホフマンとか(ヘフヌイでしたっけ)、実際のミノスの様子、英雄の足跡に興味津々のティティというなかなか前途多難な様子から始まっていました。
ミノスでは長らくサルゴンに侵略を受けており、その生き残りも少なくない上にPTSDに苦しむ人間の描写までなされていました。ちょっと他のイベントを読めていないのでアレなんですが、本当につい最近まで侵略戦争が行われていたと見て問題ないのでしょう。

国力ではサルゴン>ミノスであり、テラは現実世界ほど国際機構が機能していないことから、国力の差は純粋に力量差に直結しやすいのかなと思っています。
最終的にはミノスが粘り勝ちして、停戦が結ばれ、和平が結ばれた――けれど、戦争に取り残された人間の心は?

失ったものは、奪われたものは、戻ってこないのに、どうして和平など結べるのか?
サルゴンはミノスに決して癒えない傷を残していった癖をして、本来ミノスにあるべきものを奪っていったクセして、ソレを元に戻すことで和平を示すなど、馬鹿にしているのか!

という憎しみも当然ある訳です。しんどい。
でも辛い記憶、こと怒りにおいては持続するのが難しいと言われているように、多くのミノス人はサルゴンという国家に苦い思いはあっても、「サルゴン人」というラベルで嫌悪する――というところはあまりないように思えます。それ以上に個人の人柄さえ受け入れてしまえばそれまで、というような。

だからこそクサントスさんや物語冒頭に出てきた強くサルゴンを憎んでいる彼らが酷く痛々しく、癒えない傷を象徴しているなあ、と思います。
ミノスにおける「鉱石病は英雄性を損なう」という考え方もそこに拍車をかけていて、戦争をするってことは当然ほぼ確実に鉱石病に感染するので……戦場なんか源石兵器の嵐でしょうし……

だからこそサルゴンの侵攻はミノスからあまりにも多くのものを奪ったのだな、という納得感があります。そしてサルゴンが和平の証としてミノスの文化財を返還するとしたのも傲慢だと怒りを覚えても仕方が無いな、とも。

侵略した側でも侵略された側でも相手国を尊重し、心から有効を願っている少女らと、未だ戦火の残した傷に苛まれる侵略された側の男というラストの構図めちゃくちゃ好きでしたね。男女論ではないんですけど、こういうときに良い意味で思い切りが良いのが少女で、過去に縛られてしまうのが戦士であった男というのがよくって……

読了感も良くて個人的にはめちゃくちゃ良かったです。面白かったし。ティティのお父さんのこと、最初はティティや周りの評価も相まって「ティティのお父さんらしくないお父さんだなあ」って思ってたら全くそんなことはなくて……

恐らくは最も勇敢で英雄的なサルゴン人とも言えたのかもしれません。こういう文脈大好き。

ラナ嬢の下りも学友2人の下りもめちゃくちゃ良かった~~
いろいろなところでいろいろなことが動いているのはいつものアークナイツですが、そこにはやはり「人は人につけられたラベルでしか人を評価できないのだろうか?」という「問い」が隠されていたように思えます。答えは否であることを願っています。それじゃああまりにも寂しいので……

ギミックなどメインステージ

そこまで難しくなかったな~という印象。

池の水を溜めて周囲8マスにSPバフ+通常時はSPデバフというシンプルな仕組み。とにかく池の水を溜めてギミックを起動しないと我々が不利になるので医療接待ステージです。早々に敵がやってくるのでティティをはじめとした呪癒師とか、後は回復盾こと地上医療がいるとうれしい感じのギミックでした。

一応単体回復でもギミック対策は出来るんですけど、なんとなく範囲医療か群癒師がギミック対策としてはこのみでした。通常ステージはさくっと攻略できて、信頼度上げ用に枠圧縮したり高速周回目指した利などしていましたが、EXステはいつも通りらしいです。今回はなんとか自力で頑張りたい。駄目だったら攻略動画見ます。

地味~に絶食組がありがたいイベント。色々試したいです。

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