【AN】「白き海の彼方へ」読了

なぜか持っている引星ソーンズ、なぜか昇進2である。
彼の実装イベントこと白き海はやってなかったので地味に楽しみでした。

雑破な感想としては「イベリアイベなのに爽やかな読後感だな」です。
直前に読んでいたのが生存航路であったせいがでかい。生存航路もそのうち感想をしたためたいですね。何せすぐ忘れちゃうので……

イベリアイベントはざっくり「海」と「陸」の話に分かれますが、こっちはどちらかというと陸寄りの話でした。というか狂人号→生存航路とシーボーンの話が続いており、なんあらミヅキローグの兼ね合いもあって陸の話はかなり新鮮でしたね……やってないイベントがかなりあるため、そこでやってるよ~ってことであれば顔がありません。

あとちょいちょい見かけた逆さづりウニ、ここだったんですね……おもろすぎる……

ストーリーについて

「何を求めるか?」という話であったように思えます。ゴブレットストーリーっていうんでしたっけ? ある特定のものを手に入れるためという目的を掲げてストーリーが進行するストーリー形態…… 今回であれば「コンパス」ですね。

転じて、「どのように生きるか?」という話でもあったように思います。何を目的に、どのように生きるのか。欲に溺れて生きるのか、意思で生きるのか。あるいは「生きることと欲望は切り離せない」といったテーマもあったのかもしれません。

イシドロの周りを見ていくと割とそんな感じな気がします。
はじめはイベリアの失われた剣術を求めてやってきて、コンパスと錬金術と向き合い、最後には「自分にとってのイベリアの海を定義するために前に進む」。ソーンズは研究者気質というか、基本的に停滞を好まない性分だよなと思っていたところにこれです。

対立構造は色々と見えやすいから便利でいいですね。今回であれば法規的な存在である「裁判所」と無法の象徴である「海賊」であり、この「海賊」の話でした。
激動と暴力、あるいは自由の象徴としてフィクションでは扱われることが多い海賊。未知やかつての栄光を求めて漕ぎ出すという無謀にも見える積極的な選択はアークナイツ世界においては非常に勇気ある偉大な決断なんだろうなあ、と思っています。

全体的にフアナさんとティーチさんがいい女過ぎました。

この話は自分の進路を自分の意思で、欲のままに定めた者こそが勝者になる話でした。時代を生きるためには強い強い欲望こそが前へ進むための動力になるという話なんでしょう。

イベリア・エーギルイベにおなじみ「存続」ことシーボーンは、ある意味ではアナスタシオの理想とする生き方を実践しているとも言えます。彼らに欲は無く、無私であり、純粋に、ただ生きることだけを目的としているものです。

しかしそれが生きていると言えるのか? 生存航路における問答がよぎりますね。

また盲信して進むことは、果たして本当に生きていると言えるのか? という話もあったような気がします。シルバーとイシドロに関してはある種似た立場にいたと思っているのですよね。共に自分よりも上位の存在があり、それに阻まれる形で自分の意思が制限される状況下にあった。

イシドロはそれを受け入れるわけでは無く、ひたすらに抗い、疑い、考え、そして自分の意思で決断した。
一方でシルバーは流され、受け入れ、勝手な希望を寄せ、裏切られ、最後には命を落とした。シルバーがアナスタシオを闇雲に受け入れず、疑い、考え、己の意思で彼に何かを委任したとしたのなら結末はまた違ったんですかね……

フアナさんとティーチさんははじめから生き方を定めていました。他の船員たちも、結局は己の意思で、闇雲に、アナスタシオの言うところの欲望に身を任せて衝動のままに生き抜いたわけです。これらを肯定的に描いているのだからきっとそのような選択が必要な世界であるということなのかな~都解釈しています。

「コンパス」を巡って、生き方について定める話と取ればしゃれていますね。個人的には結構好きな話でした。あとこれ読んだ後に異格ソーンズのプロファイル読んで馬鹿笑ってました。フアナさんとかめちゃくちゃ楽しんでそうで何よりです。

ギミックとか

少し前に殲滅作戦でやってたのでギミックについては理解してましたので割と楽々。それはそれとしてアナスタシオのすり抜けはキレましたが……なんだあれ。でもすり抜けるだけだからまあ……ってなってます。

ところでアナスタシオはおなじみ2段階ボスですが、落ちるんですよね。塩海に。

1段階目で落としたらどうなるんだろう……落とせるらしいからEXステとかで試してみようかな……

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