設定は本編開始から一年後。
龍童令
国立大学四年 理学部物理学科天文学コース
遅生まれなので原田と初めて会ったときは二十、同じ講義を取っていると分かった時は二十一歳。四月の上旬生まれ。
聖杯戦争の明確な記憶は無いが、無意識レベルで痕跡が残っているタイプ。夢というほど明瞭では無いが、うっすらとした余韻が残っている、という感じ。好きに生きようとふらふらしており、結果として過剰タスクを抱えて倒れがち。体力はある方だがそれ以上にタスクを抱え込むため、定期的に体調を崩している。頭のいい馬鹿。
修士課程に進むことが確定しているため、既に研究室に所属しておりがっつり研究に取りかかっている。そのため部活動も三年の前期で辞める予定で、なし崩し的に入った射撃部も既に退部準備を整えており、銃も手放している。妙に手になじんだ感覚に首をかしげているなど、原田と出会う前からこの手に違和感や奇妙な感覚はあった模様。
生前より穏やかで明るいが、ドライで人付き合いが苦手。内向きな性格で自己評価が低い。金銭的に余裕はあるため、そこそこ良い部屋に済んでいるが家族の存在感は薄い。金だけ出されて放置されている。
生前はきちんと満足して死んだ。各地を放浪して見て回り、広い草原の中、満点の星空の元、やるべき事もやったし見るべきものも見たと穏やかに死んだ。これで満足だったのか、現在の龍童には生前の記憶が受け継がれなかった。
ただ自分の運命を明確に変えた人間のことや、運命が変わった象徴である星空はうっすらと引っかかったのか、取った進路は天文系で、原田のことも妙に気にかかって構われるままにしている。
「普段ならとっくに逃げてたと思うんだけどな……」
原田左之助
国立大学二年 体育学部体育学科
こっちは聖杯戦争の記憶ががっつりある。ほぼ地続きと言っても良い。思い出したのは中学生くらいの頃。思い出した直後は記憶の質量で熱を出して寝込んだ。記憶の比重は東京聖杯解体戦争の方が重く、FGOの方も覚えているが実感が薄い、という状態。
思い出した後も何となく周りに流されるように体育系の進路を取っている。特に志とかは無いが、永倉に警備系に誘われているのでそっちにするか……と考えている。
たまたま龍童が同じ大学だと知って二度見したし思わず腕を掴んだが相手が全く何も覚えていなくてちょっとだけ落胆した。冷静に考えれば龍童の場合は覚えてない方がマシだな……と思ったので今は気にしていない。
聖杯戦争で共闘した龍童にまあまあ大きめの感情を寄せており(それは生前の龍童もなのだが)、今はとにかく普通に平穏に楽しくすごしてくれればそれで、と重めの祈りを抱いている。でも出来れば友人として側に居たいので距離は詰める。この人押しに弱いんでいけます(失礼)。
実家を追い出されているため金銭支援が最低限しか受けられて居ないためバイト戦士になっている。でも体力があるから普通にこなせていて龍童に引かれている。実家からの金銭支援は二十歳までと言い渡されているので、何が何でも留年できない。近藤さんのツテで就職先が決まってるのだけが幸い。学費は奨学金と学生ローンとバイトでなんとかしている。
築年数を聞きたくないレベルのスーパーぼろアパートで下宿していたが、秋の初め頃に台風で雨漏りして退去を言い渡された。
最終的に色々と不憫に思った龍童から誘う形で同居に持ち込み勝利している(?)
藤丸立香 帰宅部
私立高校二年
ぐだ夫の方。私立校の二年で帰宅部、生徒会で会計をやっている。こちらも記憶は無い。アフタータイムが無かった時空、かつ高校時代にマシュと出会ったイフとしての藤丸。
マシュ・キリエライト
私立高校一年 天文部
こちらも記憶は無い。同じくアフタータイムが無かった時空で高校時代に藤丸と出会ったイフとしてのマシュ。天文部で生徒会書記。
永倉新八
私立大学三年 体育学部武道科
FGOのぐだぐだ系のイベントをギリ自覚しているタイプの引き継ぎ方をしている。地続きと言えば地続きだが、死ぬほど感情移入しながら見た映画ぐらいの感覚。
原田とは高校時代に同じ学校で二度見し、そのまま付き合いが続いている。原田と永倉は藤丸の通う高校とは別の学校出身。
斎藤一
私立高校三年 剣道部
FGOから地続きのタイプ。そのため藤丸に対して大変大変重たい感情を向けており、沖田にドン引きされていた。何なら永倉と藤堂も引いた。だからじめじめ新撰組とか言われるんじゃないですか?
高校生にしては老成した価値観と振る舞いのため女子に人気がある。藤丸に対してはとにかく平和に何事も無くただの子供として当たり前に成長して当たり前の人生を送って欲しいと祈りに近い感情を抱いており、時々その感情がにじんでいて藤丸に困惑されているときがある。
藤堂平助
私立高校三年 剣道部
FGOから地続き組。斎藤と沖田とは同級生。今世では伊東や服部と関わりつつ割と仲良くやれているためそこまで切羽詰まっては無いが、相変わらず実家に関してはあまりよろしくない状況。
まあそれでも現代なので当時よりはマシではある。
沖田総司
私立高校三年 剣道部(主将兼部長)
FGOからちょっとだけ地続き組。自覚はあるし実感もあるが、斎藤たちほど強く思い入れが無い。恐らく帝都聖杯戦争の方の記憶が交じっているせい。でも今は関係ないですよね! ところでまだ私ってば病弱なんですか!? ヤダー! という哀れっぷり。でも結核では無くぜんそくで済んでるのでマシですね、とは思っている。
近藤勇
社会人 支店長
こちらもFGOから地続きのタイプ。うっすらダーク近藤さんの余韻が残っており、時々なんか微妙にずれた変な言動をしている。いつも通りと言えばその通り。警備系の会社に勤めており、支社を一つ任されている立場。支店長。副支店長に土方、補佐に山南がいる。現代版新撰組詰め所とか会社内では揶揄されているがマジでその通りなため近藤と山南は苦笑いしか出来なかった。
原田の言うところの「面倒を見てくれる大人」はこの人。実家と大げんかして家出してきた原田を見るなり慌てて声をかけ、保護し、保護者と話し合って山南の力を借りつつ良い感じの所になんとか着地させた。胃は削れた。
金銭的には余裕が結構ある人なので、(新撰組ジエンドでのやらかしの詫びも含めて)原田くんの面倒も見るぞ!と思っていたが本人から別に良いですと断られて撃沈している。

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